日本三大八幡の「石清水八幡宮」です。関西に行ったら必ず御参りしたい神社です。
この神社のある「男山」(おとこやま)は京都と大阪の丁度中間にある「八幡市」(ヤワタシ)にあり、文字通り昔からこの八幡さん中心の街であり、京都での八幡信仰の拠点となったところであります。また、この御鎮座地は京都の南西・裏鬼門にあたり、木津・宇治・桂の三川の合流点を挟んで天王山と対峙する交通の要地、政治上の重要な拠点に位置しています。
また、古くから源氏の氏神様として信仰厚く壺井八幡宮で元服の報告をして「八幡太郎」と称したのは有名な話ですが、壺井八幡宮はこちらの神社の御勧請神です。
この八幡様にはこの時がはじめての参拝となりました。以前申し上げたとおり、5年ほど関西在住しておりましたが1度も御参りする機会がありませんでした。誠に残念。今回の参拝のきっかけは地元「帖佐八幡神社」との関係にありました。帖佐の八幡様は私の尊敬する「島津義弘公」が現役の頃、最も崇敬した神社であり、私自身も地元鎮守社として崇敬している神社の1つでして、その親神様である「石清水八幡宮」への参拝は報恩の意味も込めて重要な参拝となったような気がしましてお参りさせていただき大変満足することができました。
参拝してみて思いましたが、この石清水八幡の鎮座地「男山」は帖佐八幡のお山となんとなく似ているような気がして参道を歩いていました。鳥居をくぐり御拝殿をみて直感的に感じ確信しました。
「ああ、やっぱり親神様だ!」不思議な感覚でした。 |